なえブログ日記

大島なえの気まぐれなブログ日記

米とビール

七月半ば、梅雨が明けて気温33度当たり前だが暑い。朝いちばんに兵庫県

知事選の投票に行く。私が入れた人は前もだが当選しないなー投票済のシール

を貰う。午後から母親がワクチン二回目に灘の方まで行くのに坂がきつく家人

が車で送ってそのまま待って済まして帰ってきたら、米五キロと缶ビール五本

の袋をもって帰って来る。あらま助かった、ついでに仏壇の経机も持って帰り

仏壇屋に修理に出してくれと頼まれたのを自分で直すとか。足がぐらぐらする

母親は先日、過去帳を置く小さな書見台を仏壇屋で買っているしお盆の提灯も

買い、父親が生きている間は全然そんなのしなかったのにねヒマなんやろと

思う。カンヌ映画祭で「ドライブ・マイ・カー」が脚本賞を受賞したとニュース

で知る。原作は村上春樹で本が出た時に読んだ。北海道でタバコを吸う云々で

クレームがつき削除したとかだったと思う。実際に北海道の真ん中の道を走り

タバコを灰皿に吸い殻を捨てるかどうか知らないけど、そんなシーンもある。

村上さんの小説は映画化されるのが本人がイヤだとできないと聞いたけど、(

ノルウェイの森」はひどかったし)カンヌで賞をとれるんだから悪くない気が

する。神戸で上映したら観に行ってみたいな。

 

あまのじゃく

しかし晴れると暑いし、いきなり雷が落ちて雨がざざっと降るのも困る。でも

もうすぐ梅雨も明けそう。大阪の労働センターで今日からある某不自由展、別

に展示が見たい訳じゃないけど回りが圧力かけて止めさせようとあからさまに

阻止したがってるのを新聞等で見て、うーむちと行ってみたくなる。何つうか

権力でやめさせようとするのが気に入らないんだよ。それこそ表現の自由だろ

大阪は近いしやり方が余りに露骨だと思う。やれば良いのだ圧力に負けるなと

思う。昭和戦前じゃあるまいしね。こういうの、あまのじゃくと言うんかも。

七月は後半から古本市が続く、阪神古書ノ市からあれこれとあり楽しみだ。

しかしこれも何度も言いイヤがられてるけど夏に野外で古本市はやめて欲しい。

暑すぎて本がよく見れない汗が流れて目もかすむのだ。だから行かないと言う

か行けない。主催者はコロナで中止続きで少しでも早くしたいのかもだが、

梅雨と真夏は野外の古本市はさけて欲しいものがある。ま、一度だけ言います。

 

梅酒とコーヒー

世間の奥さまは梅干しの季節らしくスーパーの店頭に大量の梅が積まれて

いる。友人は25キロ梅を買われたそうで、桁ひとつ間違えてんじゃないか

と思うがいやはや。母親は昔は毎年梅干を漬けていたが、先日に流しの下を

見た時に何年前かわからない梅干のカメがあり、その名の通り古漬け試しに

白ご飯にひとつのせて食べるとからっ!でも何か懐かしい味だった。私は梅

は漬けません、梅酒は好きだけど。

喫茶の友のYさんが、少し遅れて喫茶店に来てこまった。と言われるので何か

聞くと今度、協力金が出るんやけど書類に会社の創業年月日を記入するのに、

わからん。と言われる。は?と聞きなおした。なんで知らないのか、約四十

年前としか覚えてないそうで呆れる。申告も税理士任せで控えも置いてない

今から税務署行って調べてくるとか、そんな古いのわかるんやろかね、それ

で貰えるのは四万円と。ゼロいっこ少ないんとちゃうかいな。今の会社を始め

た時に用意したのが約四千万円、Yさん太っ腹なのか適当なんだか四万円貰え

たらコーヒー一杯おごってくれると、あてにしないで待ってます。

その後に銀行へ行き、えいやっと車検代を車屋で払う。またゴロゴロと不穏

な音が空からして雨が降りはじめた。

 

晴れ時どき土砂ぶりの雨

なんだか梅雨も終わったな、と感じるようなスカッとした久しぶりの晴天。

お日様が体にしみるようで気持良い。しかしやはり梅雨で、一時間もすると

一転俄かにかき曇り土砂ぶりの雨が降る。あらま洗濯モノ干したのに~と外

にも出れずしばし時間待ち。生協でビールと稲荷寿司等を買って今、止みま

したと言うような空の下、家に帰る。ゴロゴロ雷の音も聞こえる濡れずに

ラッキーだった。東京はまた宣言延長で飲酒禁止になる。コロナが減らずに

増えてるからこんな中でオリンピック強行してどないするんだと普通の人で

も思うだろう。政府もバタバタで、西村大臣が銀行に早く金を出せと要求し

すぐやめて苦々しい顔で出てた。コロナで何かが確かに変わった。でもまだ

終わってないんだよね。近所の店してた知人が店の中で倒れて二日間知られ

ず見つけた後に亡くなった。コロナで店は休みで届けを出して無く協力金が

貰えず夜中にこっそり酒を出して糊口をしのいでいたらしい。脳の血管が

破裂して倒れていた。警察が来て親類をさがしたが離婚し一人暮らしだった

多分同じような人はもっと居る。お酒に逃げる人もいる。本を読んでも、

コロナ関連のが多くなっている。オリンピックどころじゃ無いんだよ。

 

水納島再訪

ようやく梅雨の晴れ間、朝から洗濯モノをベランダに干して今日は行くぞ。と

昼食に車で王将へ行ったあとに住吉まで送ってもらう。家からここまで行かない

と新刊書店が無いのだ。駅ビル内にあるJ堂に入り、雑誌売り場へ「群像」八月号

と「文学界」をゲット。しかし読んでなんだか両極にあるような感じ。「群像」

に橋本倫史「水納島再訪」の連載初回が掲載されていて読んだ。家でじっくりと

一気読みしたが、このルポは橋本さんの代表作になる気がした。すごく上手く

なっている文章が落ち着いてる。すこしびっくりした。最初にまとまった文を

読んだのが何年か前の「文学界」だったな。次回も必ず読みたい、千五百円レジ

で払う時間違えて千四百円出し書店員さんに「あの、百円足りない・・・」と

言われて顔が赤くなりそうだった。帰りにコーヒーも飲まずに住吉から電車で

まっすぐ帰り家で麦茶飲みましたのだ。でも買ってよかった。水納島は沖縄の

離島のこと、できるなら行ってみたい気がするさ

 

星に願いを

水曜日は年に一度の七夕の日。でも朝からずーっと雨ふり、しかも土砂ぶりの

雨だった。一番困るのは洗濯モノが乾かんことや、と主婦なら思う。私もそう

乾燥機が無いので部屋干しするが見苦しいので、乾くとすぐ外した。残りは

風呂場に干す。「星に願いを」の歌を口ずさんでいると「ピノキオ」の主題歌

でUがディズニーの歌ばかり集めて作ったCDにある中で歌ったのが、すごく良

く好きでまた聴きたくなる。「ピノキオ」のビデオを子どもの誕生日に買って

それこそ数え切れないほど見てた。同じ部屋のテレビで見るのでイヤでも見る

しかし梅雨のせいとは言え、今日の大雨は涙雨だな出かけられない全国的にも

川が溢れて土砂崩れが起きる、神戸も携帯が緊急避難の音が鳴った。遅い昼食

を食べてニュースを見てると、車屋から電話で車検があがったので家まで届け

に来ると、家人と言い合いになったけど高齢の母親もいるし今すこし車をやめ

る訳にもいかないだろ。お金が要るが仕方無い、お星さまにお金ください。と

てめえ勝手なお願いしたくなる。やれやれ

f:id:nae58625:20210708093438j:plain

 

さかだち日記

七月になっても梅雨の蒸し暑さは変わらず。家でいる間は、ずっとくーらー

を入れて寝ながら「さかだち日記」中島らもを読む。この寝ころんで読むの

が一番好きだね。さかだちは鉄棒のでなく酒断ち、つまりアル中で肝炎にな

り入院しても酒がやめれなかったのが、四十五才の時に決心して酒を禁じて

いた間の日記。「今夜、すべてのバーで」は名作だと思うがその後の日記版

のようなの、らもの本では↑のと同じぐらい好きな本です。小説家と劇団の

脚本、客演に他のラジオやバンド活動等、一人ではできる許容量を完全に

超えている。でもしてしまう事務所や劇団の給料も払い結局亡くなった後は

回りの人達は仕事をやめている。らもがいたから食っていけた様にも見える

な。偶然だけど子どもの名と私は同じで稲にちなんだ名前をつけたのも、

食いはぐれが無い名にしたかったからだとか。さかだち日記の前後に野坂昭如

との対談がついている。これも面白い、中島らもと野坂先生は関西の育ちで

尼崎と神戸灘。らもさんは大阪に最後までいたが、希有な大阪らしい何でも

屋の作家だった。大阪モンは沢山いるけど、らもは特別な才能があったと思う。

七月は命日の月だ。今年も本を持って追悼のビールを飲むだろな

f:id:nae58625:20210705095026j:plain