木曜の夕方に神戸では木枯らし一号のような風が吹きまくり急に寒く
なった。一気に冬支度になり夕方、買い物に行く時は冬用コートを
出して着る。神戸の六甲山ふもとのこの辺りは春先になると山からの
吹きおろしの冷たい風が吹き（六甲颪）ずっと住んでいる人等には
この風が街に吹くと、気持良いものがある。これで春が来るなぁ的な
この風が他所の人には随分と冷たいらしいが、私は慣れているのもあり
余り冷たくない。風の中を歩いていると気持がすかっとしてくる。
歩いていると重いコンクリートのおもしをつけた看板や幕が風で
バタバタ倒れてるのを見る。どうかすると鉄制のゴミ箱が道路まで
ひっくり返っている。山の風には人間の作った物など太刀打ちでき
ないのだ。
明日からの土、日にはあちこちで古本市がある。ちと乱立気味にも
思えるが、それぞれ催す方は必死だろうね。本が売れないから週末は
方々へ出張して本を売りに行く古本屋も多い。私は先週から父親が
重体で入院しいつ亡くなるか明日かもと宣告されているので、行き
たい気持はあるが、どうなるかわからない。行けない時は無理しない
いつもそれで乗り切ってきたし、それで良いと思っている。
