なえブログ日記

大島なえの気まぐれなブログ日記

ようやく本屋に

五月も最後の週末、晴れて暑い。今年も暑そうだなぁ

土日は閉まっていた新刊書店が今日から開いてるとネットで知り(先週は

閉まってた)お昼に車で王将へ行ったあと住吉まで送ってもらい、J堂へ

ここで本を見てるとやっと、コロナの悪い風が過ぎていく気分になるな。

前から座り読みで買わない老人が目に余り問題と思っていた窓際にあった

長椅子が無くなっていた。ここで雑誌を次から次と座り読みして買わない

主に老人が多く、その為に山手から来てタダ読みして帰っていくのも少な

からず居た。コロナ休業中に外したんだね

ここで「本の雑誌」を買ったのは、一重に荻原魚雷吉行淳之介の十冊。

を読むためだ。とにかく一番に読み、なんだか原稿書くの苦しんだ感が

強く、他のもコロナのせいで取材等ができず苦しまぎれで発行した感が

あった。うーん、まぁ休む選択もあっただろけどね出す方が良いかも。

他の人はどうか知らないが、私は自称吉行淳之介ファンだし十冊全部

読んでるし持っている。「娼婦の部屋」など小説が全く無いのも面白

かった。他に「酒呑みの自己弁護」山口瞳も、つい買ってしまった。

この本は古本で持ってたが売ってしまい今は無く、古本屋か市へ行けば

あるのはわかってんだけど、今読みたくて新刊で千五百円払いても五百

円はポイント使って買った。この本にも吉行淳之介のいない銀座なんて

と書いているところがある。二人とも飲み過ぎで多分、体が病気になる

肝炎と糖尿だし、酒をやめろと医者に言われるが死ぬ前までやめれな

かった。やめたくても酒が好きでやめれない。と言った感じ。飲む量

が多すぎるしハシゴ酒を毎晩飲んでいたから。山口瞳は重度の糖尿で

最後は肺がんで亡くなる。お酒も好きで美食家でて人は皆、糖尿になる

と思う。二人は晩年も仲が良く対談集も出してる。平成七年と八年に

続いて亡くなった。まるで吉行淳之介の後を山口瞳が追うように。