朝は曇りだけど、気温が昨日よりかマシな気がするので八月なってから
全然、古本屋へ行けてないしああ今日は余り暑くないなぁ。と思うと体
が、うずうずして発作的に出かける。古本屋らしい店に行きたいと思う
と武庫川の街の草へ行こうとなって、駅前で手作りのおいしいと評判の
おにぎりを二個買い阪神電車に乗る前にベンチで待ってる間に、鮭おに
ぎりを食べる。電車はクーラーが利いてるが昼過ぎると外は湿度高く
暑くなった。武庫川駅で降りて、いつ来ても変わらないさびれた商店街
を歩くと、街の草だ。加納さんが外へ出て店の中の本を出していた。
随分とご無沙汰していたが、いつ来ても変わらず迎えてくれるのが良い
ね。店の中は縛った本だらけで足の踏み場も無い。すごい本の量
おにぎりを渡し、いろいろと話してる間にもポツリポツリとお客さんが
来る。相変わらず詩集が良いなー本を見てるとちと尼崎にしか居ない
ようなタイガースの黄色い上着に裸足で女物のつっかけを穿いたおじさん
がマンガを選んで店主に話しかけている。勝手にタイガースおじさんと
名付ける。暑くて汗が止まらず、適当に引き上げた。二冊だけ購入する
帰り道に、たこ焼き屋さんがあり余程土産に買って帰ろうかとも思う
が熱そうでやめておく。駅から武庫川を眺めて缶コーヒーを飲んだ。
秋やねと加納さんが言い、林哲夫さんと高橋輝次さんが一昨日昨日と
来て今日は私が来たとか。明日は誰が来るのかな、次第に雲ゆきが
怪しくなりだし家に、たどり着いたあとに台風の雨がざあっと降りだし
た。