朝少し寝過ごし慌てるものの、あ、そうだいつもの喫茶店は休みなので
時間を気にしなくて良いと気づいてラクになる。いつもは喫茶の友Y氏
と約束してる訳でも無いのに決まった時間に来るので、遅れる時は電話
したり焦るのだなー今日は別の喫茶店で一人でお茶するので時間を気に
しなくても良い。その後に銀行で父親の施設へ送金振込を請求書を見な
がら機械でする。ちょっとした男性一人分の給料ぐらいになる。私が
出すわけで無く親のお金を預かっているのから送金しているが何だか
ね。やれやれ、地下のスーパーで買物しこの頃好きになったカレーパン
をお昼用に買った。いつもと違う駅前の方でいつもと違う喫茶店や店に
行けるので週一の楽しみだ。このビル内にある、ゆうちょ銀行の機械で
通帳記入し不審な引き出しをされてないか確認するも大丈夫なり。
どんよりした天気で、ごろごろしながら今日やっと「細雪」上中下を
読破した。谷崎潤一郎の大作であり代表作だが、今まで長いのもあり
全部読めなかった。谷崎のファンでも無いけど、上を読み終えた辺り
から面白くなり、どうして文豪と呼ばれるのかわかる気がしたな。
東京生まれの作者が、どうして芦屋の姉妹を中心に言葉や生活をここ
まで詳細に書けるのか舌を巻く。自分がそこの生まれ育ちで言葉に
しても地元でよく知ってるだけに、観察眼にびっくりする。奥様の
松子夫人と姉妹がモデルらしい。やっぱ読んでみないとわからない
ものだす。芦屋の人で「細雪」全部読んだて人案外少ない気もする
今日は朝から菅新総理誕生のニュース一色だったが、ひっそりと
岸部シローが亡くなった報もあった。偶然に七十一才の同じ年。
菅さんは秋田の農家の生まれでアルバイトしながら大学を出た。
岸部シローは父親が古本をリヤカーで道ばたで売っていたとか
本も収集して好きだったらしい。なんだかね頂点と最底辺かよ