朝から,むし暑い日。少し寝坊していつもの散歩コースを歩いて喫茶店に
入ると、あらま喫茶の友のYさんが座ってコーヒーを飲んでいる。おはよう
と声を掛け向かいに座る。二か月間、入院してたと一度は死にかけてもう
ダメだと思ったとか色々。少し泣きそうになる。まぁこうして元気になって
よかったやんと長く話した。墓場から戻ってきたみたいだよYさん。
明日で六月も終わりだ、月末の支払いも済ませて家でなんだかぼんやりする。
何故だか父親が亡くなる直前にベッドで私ひとりだけに、遺言ぽいことを言った
のやら思いだして、ブツも預かったがそれから半年以上過ぎてお墓もやり直し
納骨も済ませて何とか、お父さんの遺した言葉もやれた気がする。私、頑張った
よ。母親に任せたらお墓も前のままで納骨もできずにそのままだっただろう
蒸し暑い梅雨空を眺めてひとつ終わったなと気がした。