とうとう今年も最後の12月31日になってしまった。言うまでも
無くコロナで振り回された年でしたね。ウチも家人が失業寸前なり
来年早々から職捜しかと覚悟してたのが、会社の気が変わり何とか
仕事が続きとりあえずホッとしているがいつ迄続けられるかて不安
は残る。今年の支払いも全部済ませて気持も財布もきれいになるし
明日は新年元日です。いろいろとあるが、やはりお金が無いと人間
は弱いてことを、つくづく思うこともあった。
こうして暖かい部屋で布団で寝れるのがありがたい。と思うことは
何度もある。言わないだけ。子どもの頃は、あばら家に家族四人が
六畳一間に寝ていた時もある。その時でもお正月を迎えたのは、親
が仕事をして給料をもらっていたからなのも子ども心に解っていた。
小さな古い家に、大晦日にお餅屋が板に乗せた鏡餅と小餅を届けに
来てきれいに掃除された玄関と仏壇に花と餅を供えて、夜は年越
そばを出前してきて家族で食べて、こたつで紅白を見て年を越した
どこの家も少なからず貧しかった。父親に教えられたことは幾つも
あるけど、年越のけじめをつけるのもそのひとつだった。皆さん、
良いお年を。