七月十三日の朝は、やや晴れ。なんだか暑くなりそう。やっと、ややこしい
問題が、一応解決して家族皆がホッとし夜も平和に眠れる。何とかなりそう。
毎年、四、八、十二月に1003に、えらんだ堂の補充をする事になっている
ので、七月にいつも本を用意する。しかし暑いのでなかなかすすまない。それ
に今年買った本だけで、かなりある筈なのに見当たらない。て言うこれも毎年
起きるのがあり、仕方なく本の山を崩して捜すことになる。そうして出てきた
のが、庄野潤三「前途」昭和四三年初版。で、買った時にパラと読んで積読に
なってた。箱から出して読むと、日記形式で学徒出陣前の青年が若いし率直で
好感がある。後年は、多作であちこち連載して家族のことを書いた本が多いが、
余り進んで読みたい方でも無かったけど、昔のこの「前途」は良い。これを
買ったのは、ノート見ると四月の阪神春の市で他にもあちこちへ行き結構買って
いるな。春は気候も良いし、暑くない。しかしその買った筈の本が半分も見つけ
られていない。うーむ。四月は、えらんだ堂の補充と精算もしていて買った本
と売れた本が、ほぼ同じだった。八月はどうだろうか、こんなのが無いとこう
して買って積読状態なった本を出して読むことや捜す機会も無いし、楽しみ
もある。少しづつ用意してる、只今十一冊。