今週は、晴れの日が続いている。先週に高砂へ遠出した疲れが残り、その後に
風邪ひきぽく用心して家と近所だけウロウロしていたが、本屋行きたい病が
ウズウズと出て、昨日の朝に駅前の郵便局と銀行へ用事したあと電車に乗って
住吉へ。ここには東灘で唯一の大き目の本屋がある。新刊の雑誌も揃ってるの
で雑誌棚で「文學界」捜してあったのでよかった。ずっと或る連載読んでいる。
それなら定期購読したら良さそうだが、本屋へ行く機会が無くなりそうだし
棚の間をウロウロしてぼんやり本を眺めてる時間がこうして必要になるので
月一度は来たくなるんだね。文庫棚で新刊さがすけど、こちらはまだらしい。
「禁酒宣言」坪内祐三編。今日あたり入荷してる筈なんだけどなぁ。その並び
で『「別れる理由」が気になって」坪内祐三があり、パラパラ読んでこれも
買い。大分前に単行本で出てるが読んでなく講談社文芸文庫から出てた。しかし
二千四百円、単行本買えるよこれ。「別れる理由」が長い小説で仕事依頼
あった時に、読める自信なく躊躇したとか「群像」にずっと連載してたらしい。
名前はよく見かけたけど、読んでなかった。あとがきや色々追加されてるのも
あり久しぶりの坪内流が一杯で読み応えがある。まぁ本しか買わないし。
自分は殆ど本買うしか、お金使わないのに家族や身内でお金が要ることが
結構ある。私はあんた等の金蔓じゃないよ。そんなストレスが溜まってくる
と本屋か古本屋かに行って本の棚の前でぼんやりして立ってる時間が必要に
なるんだねぇ。
