二月三連休も終わり、静かな朝。良い天気で寒さも過ぎたように影を潜めてい
る。このまま春が来るのかなぁ。暖かくなれば花粉とか、めんどうなんだけど。
昨日は午後四時すぎに郵便屋さんが本の配達に来て、うまい具合にリビングに
いたのですぐに出て受け取る。今までと違う新しい若い兄ちゃん。前のおじさん
とは、すっかり顔も覚えたし不在するのをこちらの希望を話したりすごい偶然
で事件があったりしたな。こちらには関係なかったが。この人で四人目か、
皆さん細身でメガネを掛けている。て、なに見てんだか。本はレターパックの
袋でいつも届くが、これが郵便ポストより少し大きい。それで自宅で受取になる。
今回は新刊書でなく古書で、小島信夫「暮坂」イタミもない殆ど美本。この作家
今まで少し苦手で余り読んでなかった。第三の新人のひとりで、他の作家は好き
な人が多いけどね。庄野潤三、阿川弘之、吉行淳之介などはよく読む。当時は
よく仕事があったらしい「別れる理由」も何度か本屋で手にとってパラと読んだ
けど買わず、それより坪内祐三の『「別れる理由」が気になって」の方が気に
なったもんね。これは本ともの兄さんの、おすすめ本。まだ読みやすい。春が
近いと本も読みだすのか。そろそろ、えらんだ堂の本も用意しないとな。冬眠
もそろそろ終わりらしい。