なえブログ日記

大島なえの気まぐれなブログ日記

夏服

五月もあと二日、すっかり夏な日が続き暑い。長袖の服から半袖のティーシャツに

服を替える、衣更えだ。神戸は私立の女子高が多いので特に灘区山手にある女子高

が衣更えで夏の制服になる日は新聞に写真入りで記事が出るのが恒例になっている。

所謂名門女学校と呼ばれる学校だす。真っ白のワンピースに腰にベルトを巻く松陰

と白いブラウスにたすき掛けの青いスカートの海星のどちらかが登場する。甲南は

何故か出ないな、白い上がセーラーでスカートが紺の制服。なんでそんなの知って

るのかと言えば、電車に乗って元町へ行くと途中でどこかの制服の女子と遭遇する

からで見た目にも夏らしくて良いものだ。帽子を被る学校もありデザインも可愛い。

ついでに言うと安サラリーマンの家庭の女子は行けない、学費を中高と払うので

家が買えるかと言われる。まぁ詳しいのは実弟の子どもが松〇の方へ中学受験し

短大まで行ったが、平均より少ない給料で家のローンやらも払っていた。住んで

いた所が東灘の本山中学校区で回りは見栄はりの教育ママが多く公立に行けば良い

のに私学の女子中受験をした。合格したのは良いけど入学金すら足りず六年間、

ずっと学費滞納で最後は親に泣きついて払って貰っていた。卒業できたのは母親の

お蔭だ。そのグチを母親が私に言うし何度やめろと言ったんだか。

しかし孫てのは子よりも可愛いと言われる、学費を祖母が払っていることを知って

る孫が白い夏の制服を着て六甲の駅前でアルバイトをして残ったパンを持って祖母

の家に持ってくる。お小遣いも無いし、そのパンをばあちゃんが買ってやるんだね

それを高、短大の五年間した。今でも孫のY子は気を許すと「ばあタン」と呼ぶ。

ちゃんと恩を感じてるんだ。弟の嫁はありがとうも言わず銀行の払込書をテーブル

の上に置いていくだけなのに。孫のY子が結婚して結婚式を大阪のホテルで挙げた

私も親戚なので出席した。式の時に司会がY子さんは神戸の松〇女子を卒業しと、

経歴を述べそこにいた人等が、ほうそれは良いお譲さん学校を出てと言う。その

為にどんだけの祖母のへそくりが注がれたか報われた気が、ばあタンはしただろう

まぁ今は弟夫婦は離婚していて、Y子は大手企業で就職した国立大出の男性と山手

で家を買って住んでいる。そこの子どもが女の子で今から私学の女子高へ行くの

にお受験に励んでいると聞く、おそろしいねぇ親子の血てのもと内心思うこの頃