四月のはじめての週末は、天気が良い。お花見も行けるしよかったね。土曜日
カフェに行くと、カフェ友の英さんが昨日からおらず、お金おばさんだけが居て
英さんが入院した。と聞く。あらま、そういえば今週元気なく調子悪そうだった
な。いつも小さな病院へ毎日のように行ってるし。あちこち病気持っているらし
い。でも死にかけるほどの病気はしてない。腎臓が悪いと言うが、インシュリン
打ってないし。いつもきれいにして服を毎日替えて化粧して来て、よくしゃべり
社交的だ。ご主人を早くに亡くし今はアパートに一人暮らし。気さくで私も好き
で何となくよく話すようなった。パチンコ好きでカラオケも好き。私はそちらは
付きあわないけど。今回も大きな病気じゃない十日程入院。だそう。桜が満開で
良い季節なのにね。できればお見舞いに行きたいが、私が前に入院していた同じ
病院であそこはもう二度と行きたくない。鬼門だ。元気になって、またカフェに
来るの待ってますよ。午後に車で、母のホームへ抜けた金歯を受取に行き、いつ
もならすぐ帰るのが、担当の女性が少しお母さんに会いますか?と言われ、えっ
今までコロナでダメとか予約しろとか会えた事なかったので、はい。と二階に
上がり広いリビングルームのようなエリアで、車椅子に座っている母と去年五月
に入所した時に別れて以来に会う。思ったより普通で元気そうにして少し会話も
できる。元気そうで少しホッとしたな。五分ぐらいだったが安心した。外に出て
車で芦屋へ走ると、さくら通の並木道は満開で咲き誇っている。そんなのを見て
ると、じわっと涙ぐんでくる。