本棚を整理していると古い日記が出てきて、あらまぁ。私はメモ魔で
カバンに手帳を入れてダイアリーをつける。たまに忘れるとすごく
落ち着かない。マメに何でもメモするので後で思い出す時に助かる。
その古い日記は2012年から13年のでパラパラ読むと、ああ
丁度、古本屋ではじめてバイトした頃のだった。古本屋と言っても
正確には新刊書店の一角に古書こーナーを仕切って作った所で、
割に広く古書店が合同で運営していたが、一人が急に重病で入院され
店番する人がいないから戻ってくるまで少し店番してくれへんか、と
頼まれて行きだしたのだった。
仕事はいつも一人で直の上司のY氏は最初の日だけあれこれ教えて
くれて後は週二回ぐらい顔を出す程度なので、本を出したりする
ことも無くレジの番だけでおまけに客は少ないのでヒマだし店の本
を読んで時間をつぶしていた。今までかなり仕事したが本が読める
仕事したのは始めてだったなぁ。その新刊書店は大きいが結局、
翌年の夏に惜しまれながら経営不振で閉店し大きなニュースにもなり
だった。閉店危機にある会社のせいかエアコンを入れてくれず師走の
寒い日も午前中は暖房をつけないので寒いし、夏も冷房を入れない
ので暑い。私は毛布を持参して膝にかけて店番した。半年ほどいた
が一日だけボウズの日があったな。朝から雨で寒い日で人がいない
一冊も本が売れないレジを使わないのが何だかズシッと答えたのを
覚えている。一人なので外に出れないしお腹は減るので、おにぎり
を作って水筒にお茶をいれて、レジの下で客がいない時に食べて
いた。こんなにラクなバイトは始めてした。ずっとしたいと思った
けど生憎と閉店したので叶わなかったなぁ。