十一月九日の朝も快晴、さんさんと陽が入りリビングルームは暑いぐらい
今週火曜から病院通いに往復五キロほど徒歩で行くのに、それでなくても
運動苦手で体力も無いし途中でちょっと休憩する手ごろな喫茶店も無い、
なので乗るのを止めていた自転車を駐輪場から引っ張りだした。
三年前からちと理由があって自転車に乗るのをパタリと止めて、歩きで
出かけていたが病院へ通うのに自転車に乗って行くのが一番良い、非常
事態なのでこの際また乗ることにしたのだが、ずっと放置していた
前後パンクして埃だらけで乗れるのか？と思う。おまけに近所に自転車
を修理する店が全然無いしね。まあそこでやれば何でも器用に大抵の
ことができる家人に埃を拭いてからパンク修理を依頼する。案の定、
ぶつぶつ文句を言い続けるが最後は折れて、夕方に修理して自ら近所
のライフへ試走してビールを買って帰ってきた。文句言う間は決して
怒らず聞こえぬように右から左へ流す技も身についたなー
とにかく自転車が乗れるよう復活して、ロシナンテ二号と名付ける。
巨大な風車じゃない病院へ明日から走るのだ、老いぼれて痩せた赤い
我が愛車よよよ はやく道中に茶店を見つけなければね。
