十一月十日の朝は、結構な雨ふり。たまには降らないと困るんだろけどね。朝
から、娘が鍋で玉子粥を作り丼一杯食べている。いつもはパン二枚焼いて食べ
てるが、若いとすごい食欲だね。と感心して見る。こちらは食欲が起きず余り
食べずに半年で六キロ痩せてる、お昼もおにぎり一個とかで済む。夜も余り食べ
なくなった。ビールは毎晩飲む。この頃、毎日えらんだ堂の本を用意して、出し
た本をパラっと見てそのまま読んでたりの日々で、まぁ急がないして楽しい。
やることがあるのは良いものだ。家事とはまた違うのよ好きな事をするのは。又
古本市の均一本でも見て本を十冊ぐらい買いに行きたくなる。エンジンが掛かる
時て、そんなものらしい。午後にライン電話がくる。本が届いた連絡で、そのまま
あれこれしゃべる。また、何か作って出さないの?と言われるがそんな予定は今
のところ無いし。それに自分でパソコンで作る技量は無い、今までのもプロに
作って貰ったのだ。自分から言ったのでも無いし。前に出した「別冊ほんの手帖
ほんの日記」も偶然つうか、震災で全壊した人に出される補助金があると言われ
それ申し込んで資金にして出そうと言われてそうした。その冊子も二百部あった
のが確認したら、ほぼ完売。売切だよ。まだ残ってると思っていた。この冊子が
発行されて、すぐ「彷書月間」の田村さんに送って広告をお願いして、表紙ウラ
の一頁に大きく載せてもらいうれしかった。あの広告もプロの人に頼んだ。勿論
お金は支払った。その頃は家計も割に大変な時で支払するのにしんどかったし、
神戸市の補助金はナカナカ出ないし困り、関東にいる最近、母親が亡くなり遺産
が何千万入った話を偶然きいて知ってた友人に言うと、そんな積りなかったのに
援助するとお金を振込してくれて助かった。など色々と恥かしい思い出も多いの
です。