この二年半ほど、行動範囲が狭くなった。ていうか、ほぼ同じエリアで動いて
いる、まぁ体が病後で無理しにくいのが大きな理由だが。遠くへ全然出て行か
なくなった。しかし五年程前までは、あちこちよく歩いて遠出もしてた。本人
はそう思わないが、この頃その頃に出会った人のことで話になり思い出す事
が多い気がする。忘れられない人もいたし、思い出すのも嫌な人もいる。
そして殆ど同時的になくなってしまった。そして関係しているその人等が。つい
先日も何年も思いだすことも無かった作家さんの事を思いだすことがあったが、
不思議に、またずるずると繋がっている他の人を思いだす。口に出すのも出来
ないようなひどい目にあったかも知れない、と思うとこもある。なんとなく
感じるようなのもあったりね。そしてツケを払うみたいに今は誰もいなくなって
いる。そんなのを夜明け前から一日、思うことがあるとあの頃はよくあちこち
出て色んな人に会って話したな。と、しみじみ思う。親しいかった年上の心
の友のような人も居なくなってしまった。それでも新しい出会いもあるし狭く
なっても出かけている。新しく行く店も少し増えている。まだ、くたばれない。
てことなんかな。