十一月も三分の二になるが、連日良い天気続きで冬と言うにはまだ遠い感じ。
村上春樹「村上朝日堂の逆襲」は夜、寝る前に少し読むが、村上さんは若い
頃はビールばかり飲んでいたが、当時三十代半ばではウィスキーやワインも
好きで飲む。とあり、お酒のことについて書いてあり、ふんふん。と読める。
まぁ私が覚えてる記憶では、村上さんがお酒飲みはじめて初めて酔っぱらった
のは高校生の時で神戸のジャズ喫茶だ。マスターと親密な話をしたり音楽を聴
きビールを飲んだ店。どこの店か諸説あるけど「この店」と確信する店があり
小説に出てくるのが、そっくりだった。神戸にあって私もよく通ったが今はもう
無い。マスターも二代目になり違う人。地下にある何かのアジトみたいな店だ
ったな。思いだすと、これからふらっと行きたくなる。ここのビールは瓶ビール
だけで中ビンだった。はじめはそんなにおいしいと思わなかったが後で慣れて
くるとおいしいと思うようなった。今は、いきつけの店で生ビールを最初に飲む。
さりげに通っていた頃より、ずっとお酒に強くなった気がする。しかし先日に
その店で、別の人と話していたら隣にいた七十代の目の座ったおやじが突然、
黙って聞いとったら要らんことばったり話しやがって・・・と何もおやじと話して
無いのに大声で言われㇺかっときて、思わず「うるさいっ」と言いケンカになり
そうになったが、おやじの奥さんが止め店の人にも言われてやめた。暴言おやじ
は前にも別の客が入口近くで立って久しぶりに会ったらしい人と話していたら、
邪魔じゃどけっ。と言い、そのお客は二度と来なくなったことがある。腹が立つ
しお酒も不味くなる。できたら出入禁止にして欲しいおやじだ。おそらく私が
前から気に入らないんだろう。酒場てのはケンカもままあるが、いきなりケンカ
を売られるのも迷惑なんですよ。
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