二月十四日は、バレンタインディだがウチは誰もチョコレートを買わなかった。
家人は仕事から帰ってきて自分で芋焼酎を買いに行き五百円渡す、ライフへ
水のボトルを持ってワンカップのよかいちを買ってうれしそうに飲んでいたの
が家のバレンタインデー。本人もその方が良いみたいチョコは甘くて食べない
以前、介護関係の仕事をする為に某老人介護施設で資格を取るのに必要なので
一日見習い仕事をしたが、それがバレンタインデーの日で所長が老人女性に
小さなビニール袋に入ったチョコを一人づつ配って余ったのを私にもくれたな。
寒い日で朝早くに施設に行き夕方までびっちりと食事介助や入浴介助をしきつい
職員に怒られて暗くなってやっと終わると一緒に行った人が「終わったー」と
声を出していた。それが資格をとる最後の研修だった。でも私にはこの仕事
続けられないなぁと思ったのも覚えている。家族がいるし食事や子どもも小さい
夜勤などできなかった。結局二年は自宅から通う仕事でいったが真夏にギックリ
腰と熱中症になりこのままやると本当に死ぬかもと思い辞めた。そんなに体が
強くないのだ。あの頃はしんどかった。いろいろと事情があるんだね。
先日、病院へ行くタクシーから仕事してた介護事業所の前を偶然通ったら学習塾
になってた。あらまぁだ。同じ仕事して仲良くなった友人は頑張ってケアマネの
資格も取り某介護施設で正社員で今も仕事している。母子家庭で子どもがいる
前はスーパーのパートをして休みなしで仕事してた体も丈夫だった。今の方が
給料も多いし七十まで仕事するらしい。今は子どもも結婚して出ていき一人
暮らし。前は週一で会い二人でビール飲んで話してたけど今は色々あり全く
会わない、数か月も連絡なしでいきなり電話して今から飲みにいかん?とか
こちらだって用事もある。そういうとヒマやろ何の用事やと会ってやるみたい
な感じで連絡しなくなったんだね、人のことは根ほり葉ほり聞くのに自分のこと
は言わない。別の人にあの人、男と何人も住んでると聞いた。どうでも良いし
両親が脳こうそくで亡くなったし彼女も一人でそうなるかもと思ったりする。