五月もあと四日、しつこいめまいも納まってきてホッとするね。先日、京都
で一箱古本市が盛況で最終回を終えたのを色んな人のネットの報告で知る。
その頃は、とても遠くへ行けるような体調でなかった。成功で良かったです。
家で、そういや私が最初にひと箱古本に箱を出して参加したのいつ頃だっけと
つらつらと思い出したら約十五年前にあった神戸のサンボーホールでしたの
だった。古書組合が大きな古書市をしている中に東京でブームなっていたの
をウチでもやろうというので、始めは参加する積りは無かったが仲の良い古書
店の人に人数が少ないから出してと頼まれて、それならと用意して当日本の箱
を持って店を出したな。子どもにも手伝わせて家人の車で本を運び、まぁ当日
は沢山の人出でテレビも来てわいわいしていた。それ迄も古本市へ神戸のは
全部行ってウロウロして、まして女性が珍しいので大して通でも無いのに知ら
ない間に神戸中の古書店の人に顔を覚えられて中に入ると挨拶され声を掛けら
れる。大して本も買わないのに。サンボーホールの一箱は知らない素人の人
ばかりが並んでいた。でも東京から魚雷さんや仲間の人が来てたり楽しい時間
で売上も結構あって経費出しても充分残ってうれしかったな。残念ながらその
一回だけだったけど。その後も近くの芦屋周辺ばかり参加したが今は体力が
無いのもありやめている。その時に、えらんだ堂の屋号をつけたが自分でも
えらい名前つけてますなぁ。と思う。