七月も半ば、母親が緊急入院して一か月になる。もうダメかと一時思ったが今
は、かなり回復して退院も間近と。この世代はしぶとい。朝に買物するづいでに
カフェでコーヒー飲み休むようなったのは、そんなに前からでは無い。前は別の
喫茶店に行って、喫茶の友のYさんとほぼ毎朝同じテーブルについて新聞読みな
がら、ぼそぼそと話してコーヒー飲んでいた。全くの他人だが飽きずにケンカ
することも無く長い間続いていたが、或る理由から私がパタッと行くのをやめた。
それで今のライフカフェで最初はひとりで座り、コーヒー飲んでたが何でかよく
わからないが顔を合わせる人(ほぼ老人)と少し話するようになり、今はかなり
大人数になりわいわい話している。面白い人もいるし気の合わない人もいる。
家にいると誰とも話さないようになるし、朝から笑うのも体に良い。私は子ども
の頃はひどい無口で話できなかったが今は、かなり嫌いな人以外は話を合わせ
てしゃべる。処世術て奴だろか・・・十二時までに帰るのでシンデレラと呼ばれ
てるが見かけは全然違うな。他の人等はヒマなのでもっと居る。ずっと体の調子
が悪い間も、ここで話して笑って助けられたな。家から一番近いし買物はある。
ここの二階には書店つうか書籍売場があるが、仕事してる人を見かけた事が無い
がらんとして万引し放題やろなぁと、いつも思う。雑誌が多いが欲しいのが
無い。「新潮」「文学界」「群像」などまるで無くそりゃそうだろなと思う。
しかし最近、はじめて仕事してる男性を見かけた。白いシャツに紺色のエブロン
姿の書店員ルックだがね。専門の社員だろかとチラチラ見て怪しい人になりか
ける。わざとわからないフリして本ありますか?て聞こうかと思ったけど、
みっともないしやめておく。「すーちゃん」に出てくる感じの良い書店員て
現実にはいないんだよね、子どもが好きで本買ってたの勝手に読んだけど。