五月八日の朝は、どんより曇り気味。昨日は何だか疲れが出て昼間は寝たり
起きたりし過ごしていたが、夕方にやっと行きつけの店へ行く。この店も
連休してて今夜が休み明けで、お客さん多め。マスターと連休なんかしん
どいだけで要らないと意見が合う。実家だけ親の様子見に行っただけで、
飲みにも行かずだったらしい。ビール飲んでると、携帯電話が鳴り、
はて?と出ると仲の良いMさんからで、私がいるなら今から行く。とか
で隣の席を予約するが、なかなか来ない。やっと来て、久しぶりと乾杯
する。Mさんは七三で早朝のフェリー船の掃除の仕事を長年しているが
私とは何となく話が合い、この頃よく話す。フェリーの話で、かなり前
に、沖縄行くのにさんふらわあ号に神戸から乗り三日掛けて船底で、
雑魚寝状態で暑いし寝れずしんどかった話をしたら、自分は臨月の時に
沖縄へ同じ船で行った。と言う。最初の結婚した男性が沖縄の人で事情
があり、お腹に子どもができてから島へひとりで帰ったのを追っていき
子どもを産んだが、すぐ別れて生まれたばかりの赤ん坊を抱いて又船で
実家の尼崎へ帰ったと話し。十七才の時だったと。ふーんと顔を見る。
その後に再婚したが、震災の年に事故死して今は三度目のダンナと
同居しているが、重い糖尿病で何度も死にかけているらしい。色んな
人生があるからね。前にMさんに会ったのは、四月の連休前だったな
スマホは持ってるが、ラインもメールも出来ないので電話してくる。