なんだかあれあれと言う間に九月のシルバーウイークかなんだかの
四連休になる。朝はどんより曇りだが、午後から晴れて蒸し暑い。
なんで今日なのかと思うが、自宅マンションのエレベーター取替工事
が土曜日の半日あり、階段で降りて家を出て階段を上り家に帰るが
日頃の運動不足もあり息が上がる。昼食にまた浜の王将へ車で行き
帰りに住吉まで送って貰い、J堂へ。獅子文六の「バナナ」が新刊で
出たので捜したけど売れたらしく無い。ついでに家人に頼まれた新刊
は検索したらあって買う。エレベーターが動く午後四時まで長いの
でKY駅まで戻り実家へ寄り時間をつぶそうと思ったら、母親がいて
テレビを新しく買ってネットフリックスが見れるとかで前から気に
なっていた韓国ドラマ「愛の不時着」を見た。しかし笑いそうに
なる某北の村の生活と風景がリアルだねー三話で泥棒しようとした
少年を捕まえて妹が三日間食べてなく死にかけてるので食べ物を
盗もうとした少年の家(寝るだけの場所)に妹が寝ていて飢えて
死にかけているのに水や食べ物を口に入れている場面が一番リアル
だった。戦後すぐの日本に似ている感じもした。
四時前に実家を出て、ふらふらと行きつけの店に入り少しビールを
飲む。あの兄妹の姿が残って仕方ない。野坂の火垂るの墓の節子を
連想するな、あの小説は泣いたなぁ。私は一度も本当にひもじい
思いはしたことは無いけど、少し上の世代の人にはお米が無くて
麦ご飯を食べた人も多い。日本も貧しかったんだす。変なとこで
印象に残るんだねぇ