なんだか梅雨入りも近いが、今日はさわやかな晴天なり。朝いちから用意して
実家へいき、妹等と合流して母親との総勢四人で歩いて五分の某地方銀行へ
乗り込む。前日に今日行くと電話していたので向こうも待ち構えていてお迎え
会議室にすぐ通されて、銀行側は店長他三人がテーブルにつく。私が証券を出し
この契約は解約したい。と一番に言うのから始まり延々と説明され何やら印刷し
た紙を配り最後は、母親が亡くなったら死亡通知が出たら預金凍結され、お金が
出せない等脅しまがいなことを言うので、葬式代や当座のお金には困って無い。
と啖呵をこちらを切る。半分ウソだけど半分は本当だ。母親は箪笥預金も相当
ある。そこでようやく銀行側も諦めて解約に応じたな。勝った
解約手数料を三万円とられて全額、普通預金に振込するとなり書類を書いて終わ
れば一時間は経ちだされたペットボトルのお茶は飲まず持って帰った。銀行を出
たら、どっと疲れた。皆でよく行くファミレスの「さと」でランチを食べ私は、
生ビールを飲んだ。妹等は車で来ているので炭酸水。これから勝手に大金を出し
て買い物しないこと、まず私に言うようにと言うが忘れるだろうな。銀行の通帳
と印鑑とカードを私が預かった。全く、すこしお金持ってる老人目当てに詐欺
まがいの事をして長年貯金しているお金を狙うのは今は普通にあるんだよ。まさか
身内が襲われるとは怖い世の中だ。母親が全部で幾らお金を持っているのか知ら
ないけど、このままだと本人も隠し場所を忘れそうな気がする。そのうち箪笥の
場所も聞いとこう。子どもは誰もお金持ってないんだから、もし明日亡くなった
らそれこそ家さがししないと葬式が出せない。てのはウソだが面倒くさいことは
こうして長女の私がやることになるのだ。まぁ今回の銀行との決戦はわが軍の
勝利に終わった。めでたい。やれやれ