四月十日、朝は少しひんやりしてるけれど爽やかな晴れ。カーディガン
を羽織り家を出る。元町へ電車に乗りとりあえず美容院へ髪の毛を
カットした。前は丁度二か月前にここでカットしている。すっきりして
今日は食べようと思ってた中華Kで焼飯を注文、ここは中国人夫婦が店
をしていて度々食べに行くので覚えられて、焼飯につけものとスープを
サービスしてくれる、とてもおいしい。600円は安い。ハオチー
その後、1003へ南京街を通り訪問しまず売上の精算メールで行く
と出しておいたので、すぐに売れたスリップと現金を貰い領収書を切る。
よく売れてて四月に納品した本の数より多く売れた。よかった
しかしコロナのまん防からお客さんは減ってます。とか出てこないの
だろね。と話、私も月に数回しか最近は出てない。今日は新刊書店へ
回るのも久しぶりだ。発売なった文芸誌を読むのに、こうして三宮へ
出てこないと本屋が近所に無いなんてね。しかし神戸で一番品揃えが
良いと思われるJ堂センター街店で「文学界」は見当たらなかった、
「新潮」や「群像」はあるのだがそういや「文学界」が無い本屋は
他にもあったなぁと気になりサンチカも見るけど無い。やれやれ
「本の雑誌」四月号つまり先月号が売れずにほぼ全部売れ残っていた。
私はツボちゃんの追悼号に少し書いたのを載せてもらったのを切りに
投書するのをやめたのでマメに買うことも減ってるが大丈夫なのか
少し心配になる。「新潮」では佐久間文子さんのツボちゃんのこと
どうして急死したのか様子を赤裸々に書いたのを読んだが、何だか
よくわからずだった。やっぱ仕事しすぎと飲みすぎ等の不摂生とか
あるのだろうけど、もう亡くなって一年と三ヵ月も経ちいないのだ
坪内さんの代わりなんて居る訳無い。結局「文学界」は読めなか
った。数年前に六甲道の駅北の本屋に「文学界」があり買ったこと
があった、マームとジプシーと言う知らない劇団に付いて回りルポ
を書いたのを読むためにあの時の文は変に残って文まわりから新鮮
な一生賢明な良さをひしひしと感じてその書いたライターの名前を
しっかりと覚えたのを思いだす。今も家にある。