五月の長い連休がようやく終わった。家人も朝からごそごそと用意して仕事へ
出かけて、静かな日常に戻った気がする。が、いつもと違うこともあれこれ
ある。緊急事態宣言は延長になり五月末までと、お酒の提供は禁止のまま。
がっくりした人も多いだろうね。そこしか行かないて人も多いだろし多分。
私も行きつけの店で話しする人が数人いるので、半月以上顔を見てないのも
あり気になるし他人としゃべることが減る、喫茶の友のYさんもいつも行く
喫茶店が連休しているので会うことも無かった。六日から開けたので朝に行く
ものの来られてなく一人でコーヒーを飲む。病院へ行ったのだろう。喫茶店の
お姉さんも体調こわして休んでいるし、誰とも話さず店を出る。
なんだか町そのものが、ひっそりしていて人もまばらだな。銀行へ寄り支払い
をして生協でお昼に穴子寿司を買って宅飲み用の缶チューハイ等も買う。家で
飲むのでお酒の減りが早い、お金は減るのが遅くなるが面倒くさい。父親は昔
は酒屋が家に配達して菊正宗の一升瓶やウィスキーを注文し飲んでいた。今、
思えば毎日晩酌してたしお酒代も高かったと思う。お酒が家に無いてことが無い
貧乏な家だったのにね。芦屋には本屋が駅前にあり、同級生には本をツケで買う
子どもがいた。伝票を切り一月分をまとめて請求書を家に届けて月末に集金する
本屋が昔は割にあった。まぁ親も本や週刊誌を定期購読して配達させていたんだ
ろう。ウチはお酒は配達させたけど本はつけで買えなかったので、ほぼ毎日の様
に駅前へ散歩して本屋に行って、ほぼ立ち読みして帰ったな。小遣いでたまに
欲しい本を悩みに悩んでお金を数えて買った。レコードもそうだった。しかし
今は親が子どもが読む本を決めたり何を読んでるか見たり、子どもが勝手に本を
買わないようにしている親もいるらしい、小使いをやらずに欲しいモノを言わせ
て親が買うのも結構多いそうだ。なんだかね子どもは親のペットじゃねえぞて
気持になる。私ならイヤだ、自分の読みたい本は自分で決めて買うよな。