二月三日、節分の日。もう豆まきはしませんが、巻寿司は食べる。夕食の献立を
考えずに済むしね。今朝は、また寒い日。まだ春にはならないらしい。昨日、朝
から口笛文庫へ行ったのを思いだしたら、そうだ今日はそこへ行こう。て気にな
り用意して出かける。ても古書店はどこも昼からなので遅めに家を出て六甲道駅
へ。ここも久しぶりだな、前はよく来てたのに。そんなに遠いワケでもない電車で
三つ目。ここ数年はコロナもあったりで足が遠のいていたけど、神戸の古本市など
で毎年会って少し話してる。店に行くのは数年ぶり。駅前を時間があるので、ぶら
ぶら歩いて見るが以前もあった喫茶店が今もあったり、一度なくなっていた新刊
書店がまたあったり、やあやあ。てな気持になった。それ位この辺来てなかった
去年は前半はすごく体調悪く電車も乗れなかったしね。そう思うと今年は元気だ
ね。コーヒー飲んで時間調整し十二時半すぎて歩きだす。これも私が気つけてる
野に、開店すぐに行かない。用事があって少し遅れて開ける人も個人の店は多い
し半時間は待つようにしている。六甲の坂をゆるゆると上り右側に口笛文庫が
ある。大阪と違い、神戸は行くのがわかる。山があるから。中に入ると本の山
奥もあり広い方だが、本だらけだ。それでもきちんと本は整理してある。分類
も分けてあり見ていてもじっと棚をみてしまう。奥のレジに座っている口笛くん
に、挨拶する。始めてきたのが、二十年近く前だが当時とほぼ変わらずな落着
いた感じで本見ながら、お子さんが受験でとか紙に似顔絵があり、レコとパパ
てな可愛い店の看板風なのがあったりする。ここで古書ぽい戦前の本で気になる
のがビニールパックされてて、袋を開けて見させてもらう。少し読んで奥付みて
検印紙あるのも確かめて他のと一緒に差し出して買う。合計五千円。二月最初の
すこし大人買いだ。外は寒いが、空は青く空気もよく何だか春先の感じがした。
良い古本屋さんだ。