二月二日ゾロ目の日。しかし朝早くから、マンションの階上あたりからすごい声
がして目が覚める。どうも、おばさんが切れまくって大声だしてるらしい。ほん
まにやめてくれこえー声で起こされる方の身にもなれよ。おばさん恐い。どうも
この頃余りうまく行ってない感じの人も多いみたいな気がするな。昨日、買った
本を読んでてその繋がりで、見たネットでにとべさんの名前があり、あらーと
なる。そこに同じ本買ってて中で、岡崎さんが「気まぐれ古書店紀行」を出版し
神戸の書店でトークとサイン会をした事があり、ああそうだったなぁ、と一気に
思い出した。店の真ん中のカウンターの中で、黒いセーター着た岡崎さんがマイク
持って面白く話して、サインを本に書いた。大勢の人だったし皆さん若くて何つ
うか勢いがあった。本が売れていたし。終わってから控室に、大島さんどうぞ。
と呼んでくれて十人程で控室で話し、六甲の口笛文庫ができたばかりでこれから
行こう。となり六人ほどで電車に乗り六甲へ歩いて口笛文庫へ行った。スムース
の人や古本好きな人ばかりで楽しい時間だった。口笛くんは落ち着いてて応対し
何か話した。長身でなかなかイケメンで「古本屋の若旦那」て、あだ名つけたん
だね。後で何度も店に行って結構色々と話したが見た目よりすごい頑固でややこ
しいらしい。てのも感じたなぁ。何度も申し込んでも送ってくれない目録の話を
すると、その場で電話して古書組合の人に名簿登録するよう言ってくれてそれ
以来、毎年目録が送られてきて感謝している。まぁそのきっかけになった最初
に口笛文庫へ皆と行って本をしゃがんで背中を丸くして見て買った日は楽しか
った。なんつうか良い時代やったな。て思うものがある。サイン会をした書店は
今は無いし、あの時集まった人等も会うことも無くなった感がある。なんか寂しい