なえブログ日記

大島なえの気まぐれなブログ日記

長い読書

四月も後半から月末にかけて、カレンダが埋まっていく。これ全部行くの

無理だろなぁ。カフェ友の英さんから、お金おばさんに電話があり木曜に

カフェに来ると、めでたい。一気に皆の顔が笑顔になり話しが弾む。誰も

迎えに来なくて良いからタクシーで家に帰ると言ったそう。私は退院する

日を家人に言ったら、仕事で休めないから娘に言え。とかで、ああそうで

すかよーくわかりました。と重たい荷物用意して娘が仕事早退して午後

三時に迎えに来てくれて、タクシーで荷物積んで帰ったな。あんたが、

入院して退院しても私は迎えに行かないよ。これも今から面倒くさい。

お金おばさんが、今度出たらしい生活支援金七万円をウチは貰ってない。

としつこく言うので、この前まで病院で仕事してたから収入ありになって

るのでは?と言うと、イヤそれは一昨年で年金だけだからおかしい。と

食いさがるが、私に言われても年金事務所へ聞きに行けばとか、非課税

だけ出るらしいと答えるが、頭は七万貰えないで一杯で聞いてない。こ

れから市役所行って、国民年金課で文句言いにいっちゃる。と怒ってい

るよ。とっとと行けよ、お金おばさん。私も出てませんが、気にしてない。

夏葉社社長の島田潤一郎さん新刊「長い読書」が発売なり、関西あちこち

に営業兼ねて書店でトークとサイン会をされる。すごい人気。神戸にも

来られる。島田さんとは十年少し前にお会いしたけど、いつも笑顔で、

良い人だなぁ。と思った。海文堂が閉店する日も東京から、わざわざ来て

レジで並ぶお客さんの最後尾のプラカード持ってた姿は忘れられない。

そんなことする人居るだろうか?社長など出てきてなかったよ。1003

に月末前に来られるらしい、当時お世話になった人等が誰も顔も出さない

かもそんなもんだ。満席だが、ひとことあいさつだけでも行きたいね。

神戸っ子の気持としても。

本屋大賞

四月も後半に、今日は休養日にしよう。お天気も曇りで出かける気になら

ないし。昨日はお年寄りが待ちに待っただろう、年金支給日。朝から銀行

や郵便局の前は行列ができる。私も母の年金を、ホームの支払や実家の

管理費三万六千円などに使うので出しに行ったが、銀行は行列で少し遠い

なので、コンビニの機械で手数料払い出金するいつも。この手数料が、

勿体無い。と遠い銀行へ歩いて並んでお金出したその足で、パチンコ屋に

直行するカフェのおじさんが居るな。まさにネギくわえたカモ状態でせっ

かく出したばかりの年金をパチンコで負けて、翌日ブス―ッとして朝から

不味そうにコーヒーを飲んでいる。しかしそこでパチンコ行かなきゃ良い

やん。と言えば火ひ油を注ぐようなので、うるさいっ。と怒るのは目に見

えてるから何も言わないけど。八十過ぎて独身、ひとり暮らし離婚歴あり

公営住宅に住んでいる。カフェ友の英さんが手作りのおでんとかタッパ

に入れて持ってきて貰っても、パチンコ屋で忘れたりタッパ足で踏んで、

そのままのを返したりで、英さんにいつもボロクソに怒られている。今

英さんが入院中で、静かでカフェにも来ない日があるし私も、お金おばさん

しか居ない日が続くと行くのがイヤになり他の店へ行ったりしてる。早く

英さんが帰って来ないと困るよ。電話しよかと思うが、電話苦手だし英

さんから又、電話してくれないかなぁ。ガラケーでラインできないし。

この前に、本屋大賞とった小説が話題で、よく売れているらしい。滋賀県

出身で京大卒だと、行きつけの店で会う元パイロットのMさんが同じ滋賀

出身で話していた。テレビでも本人が出てうれしそうにお話しているのを

見たな。本屋大賞は書店員が選ぶ一番面白かった小説。本が売れるのは、

うれしい。

皐月賞

うららかな休日だしてんで日曜は、今月初めて元町へ伸びた髪の毛を

切りがてら、ぶらぶらと歩く。この辺とは本当に縁があり二十代前半

から仕事で通い、本屋に通いで今も古本屋へ通いと長い付合い。駅に

下りて元町商店街を歩いていると、気持が楽になるし第二の故郷て感じ

になる。美容院も、ずっと元町へ通っている。年金前だけどほど良い人

出で賑わっていて、それに競馬の皐月賞もある。昨日が寝込んでたし、

カットした後は余りウロウロしないで、古本屋すぐ近くのとこだけ行く

再オープンしてから、二回目の花森書林へ。まだ閉まってると思ったら

後ろから声があり、すぐ開けます。とトンカさんの弟さんが走りドアを

開けている。大島さん、久しぶりですね。と言われ、えっ。私の事覚え

てるんだ。と思う。殆ど店で話したこと無かったしこちらは外で会って

も誰か、わからないのに。店内をぐるっと見てミニコミ誌とか二冊買い

少し話し。トンカさんのお子さんは今年、小学校に入ったそう。丁度

亡くなって一年なる。と言われる。どこかで呼ばれたみたい。お客さん

も次から次に入ってきて賑わっていた。この頃お昼に余り食べれなくて、

マックで新しいの食べようかなぁと思うが、多そうだし混んでそうなの

でやめる。皐月賞、買おうかな。と思うのも二年前から賭け事は全部せ

ずで、やめてトイレだけ借りて缶コーヒー飲む。この頃前にも増して出

かけても古本しか買わなくなった、別にそうしたいワケじゃないんだが

お金を使わない。節約してる気無いんだけどね。誰かと一緒なら、喫茶

店にも入りコーヒーとアイスクリーム注文して、古本話するのにね。

帰りに家の近くの最寄り駅の郵便局で、えらんだ堂の売上を確認して出金

した。今年始めてで、去年の今ごろは体調不調で動けず本の補充もまま

ならず母も入院したりで、郵便振替にして売上送金して貰った。その時

より増えてるし、あの頃よりは体の方も動くようなった。まぁ油断でき

ませんが。

留美子ワールド

四月も半ば。昨日は突然の不調で、ほぼ一日寝る羽目になる。ほぼ水しか

飲まず情けない気分になったが、夜には動けるようなる。どうも病院で出た

クスリが朝のが変わり、それ飲んで合わなかったらしい。クスリも怖いです

ね。寝ていると読みやすい本が読みたくなる。マンガは去年偶然、ブックオ

フで何となくついでに買った「めぞん一刻」にハマり、新年初めに全巻買う

アホな買い方をして、毎日一巻ずつ読んでたがそれをまた読みたくなる。

作者の高橋留美子さんは、画業四十五年過ぎても現役で新作を書いている

そうで、今度原画集が出るとか。すごいですねぇ、私と同年代だ。週刊誌

にその記事がきれいなマンガ絵つきで載っていたので、買った。一番の

当たり作は「うる星やつら」で、これはサンデーに連載されていた。たま

に弟が読んでるのを、パラっと読んだな。鬼の国からきた、らむちゃんが

可愛くてスタイルよく鬼の腹巻柄のビキニを着ていて人気がある。弟の天

ちゃんもいる。まぁこれは読む気ないのでよく知らないけど。マンガに

ハマって小説が読みにくくなったらどないしよ。と言う危惧も、読み終え

たら、他のマンガ読むことも無く今は「めぞん一刻」だけ。最近のは全然

読まないな。好きなのはひとつ。あれこれ気が動かないんだね。原画も

古本屋で見つけて大人買いしたのを持ってるし。グッズは興味ない。

それでいいんじゃないかな。

葉桜

四月十三日、早くも土曜が来る。今週はお天気よく気温も上がり気持良い

日が続いた。外を散歩してると、またこのまま電車乗って本屋へぶらぶら

行きたくなる。お散歩日和ですねぇ。しかしそんな訳にも行かない用事も

あり、いつものカフェは英さんが入院してて苦手な、お金おばさんばかり

いるので行かず、駅前の方の喫茶店に行く。スマホが先日からカメラで、

写真撮ってもアルバムに保存されず、出ないのであれ?となり、そういや

大阪駅ブックオフアプリを見せてポイント見るのに兄さんがカメラを出

して何かやってたな。と思う。ブのアプリも、いつも月いちに車で行くの

に何度も入れろと言われて、娘にして貰ったので三月末にブックくじの日

に大量の本の買取に出した時に、見せるだけでラクで大変に助かって、他

にポイントも使って便利やなぁ。と思ってた。でも自分では操作は画面見せ

る位しかできない。くじの当選番号も見れるらしいが見れない。どうせ当

ってないだろけどね。でもまぁ、カメラも何度もパチパチ写真撮ってたら

保存できてて、めでたくツイッターにアップできる。容量が元もと多く無

いせいもあるのかも。月末前なるといつもオーバーすると警告が出るし。

コーヒー飲んだあと同じビル内にある前は市場の時からの洋品店で今度

入院する家人用のパジャマ等を買い、レジに行くと昔からいるおじさん

に、お母さん元気?と声をかけられる。ええ、今ホームで。と言うと

何故か知ってて体はどんなのかとかホームの話を聞かれて、話する。母

はこの店で、よく服買ってたんだ。まぁ父の遺族年金と合わせて何とか

足りてます。と言うと、それは良かった。と笑顔で店をあとにする。

この辺は実家の近くで、私も二十歳から住んでいたので市場の人には、

知ってる人もいるんやね。〇〇さんのお譲さん。と今でも呼ぶ人もいる

おばさんなのに。

 

なまず

桜の花も大分散り、葉桜に。花筏が川面に流れている。すっかり春の陽気で、

あちこちで春の古本市も始まる。四月は、毎週のようにあり楽しみな半分、

全部は行けないかな。てところ。あと疲れないか少し心配だ、先日の阪神

は、途中で休憩したので疲れずによかった。やはり病気してるので、どこかで頭にまたなると困る。て気持があるし無理しないようしたいね。そういえば、京都では、あの、びわこのなまず先生の蔵書の即売会が行われているらしい。

十五年以上前になるけど、某古書店がオープンした開店記念日に今思えば、

錚々たる古本者が集まり、開店を祝った。その時に隣で立っていた男性が、

びわこのなまず先生で、お名前はよく知っていたので挨拶し立ちながら足が

疲れてきてぶらぶらさせて少しお話した。どうしてそんなあだ名がついた

んですか?と聞くと、さぁ。家が滋賀のびわ湖の近くだからかな。とかそ

んなに本買って奥さん何も言わないんですか?と言うと、何も言わない。

内心は思ってるかも。とか今思えば、失礼なことを聞いた気がするが、

別に気にする風でもなく話していた。普通のおじさんに思えて好感が、

あったな。後で京大の文学部教授だと知り、へぇ。と思った。毎日の

ように古本屋の店頭の均一箱の前でしゃがんで本を捜している姿を見た

人も多い。フェイスブックに買った本を出してて、この先生ちゃんと

大学で教えてはるのかいなと思ったものだ。お会いしたのは、それきり

だ。亡くなられたのをネットで知り、ええっ。と少しショックだった。

本名も後で何かで見て知ったし。体が元気なら、京都へ行ってなまず

先生の買ったぼう大な本見たかったな。

 

レトロ

四月も十日過ぎて、やっと一気に春らしい気候になる。上着を脱いで、紺のカーデ

一枚でも全然寒くない。この季節が良いなぁ。そんなので自分の中では春モードの

紺のカーディガンに紺のジーパンで、いつもの古本市ルックのリユック肩にかけて、

大阪梅田へ今年は何故か「阪神レトロ博」の阪神春の古書市へ。最近しんどい事

続きもあり、わくわくでいつもの八階会場は大勢の人で、その中をあちこち古本の

ブース見て回る。本を手に歩いてると、ああやっと春が来たなぁ。と思うよ。今日

は同じエリアで、レトロ博ぽい展示やレコード等も売っててそこにすごい列があり

何だこれはと思ったら、ソフビだと。古いマンガの原画の展示もあり「めぞん一刻

も見つけて、今年初めに大人買いしたので「えっ」と声が出る。それを聞いた兄さん

に、大阪のおばはんみたいな声出すなと注意された。レジで並んでる時も高価な

展示本出して貰い買って値を言ってる声に反応してしまい声が出て後で言われる。

七階のアフタヌーンティで、兄さんとお茶して足を休めてあれこれ古本おたく話

さっきの本イヤがるのを出させて見る。「冥途」だった。黒っぽい本の代表みた

いなので、そろっと開いて見る。その辺は心得てるし一応、古本者のひとりだから。

隣の席の、おばさん二人は汚い黒い本出して何の話かわからない古本の話してるの

聞いてたが気がつくと居なかった。普段なら入らないおしゃれな喫茶店だけど、

デパートの中だしね。今から残った切符使いに遠出されるらしいのでメトロ博を

後にする。地下道を歩いてJR 大阪駅まで、あらまた古本しか買わなかったなぁ。

でも久しぶりにスカッとした。やっぱ春は阪神からやなぁ。楽しかった。