十月二十二日は、朝から晩まで東京であった宮中儀式ばかりの一日。しかも
東京は午前中はどしゃ降りの雨で、どうなるやらと全くの人事ながらテレビ
のニュースで見ながら思っていたものの、無事に終えられたらしい。皇族も
大変だ。式典の間に、ちらと見えた代々伝わる三種の神器は天照大神が授けた
鏡と刀と玉とか、えっ?アマテラスて人間じゃ無い神話のなかに出てくる
神サマだよねとか突っ込みたくなるのも結構あった。それも箱に入ったまま
で見せないし千年以上前の物が乱世で紛失したりしなかったのかい。
現代で少し前の庶民の三種の神器と言えば、冷蔵庫洗濯機カラーテレビで
戦後から高度経済成長期になって言われた(多分)ちなみに私の家だと
五才ごろは冷蔵庫は氷だけを入れる小さいのがあって、テレビは白黒で
洗濯機も絞るのが手回しのだった。ガス炊飯器があり電話もあったな。
この時期は個人差があって同年代の人でも例えば電話が無くて大きな家
の電話を借りにいってたとか、お米はカマドでご飯を炊いてた家もあり
給食に脱脂粉乳が出たと言い不味かったと言われるが私は牛乳で食べた
ことは無い。麦ごはんも無いが、このあたりで「ウソつけあんた何年
生まれやねん」と白けられる。親が買うのが好きだったのかも。
エアコンも子どもの頃にあった。これは近所でも珍しい方だったと思う。
親が暑がりで、これは遺伝してるのかなぁ。実家へ妹等が来たので行った
時に父親が思いだしたように話だしたのが、先祖は天保生まれの何々と
言う名で八代前から芦屋で百姓を自分の土地でしていた。そんな話今まで
聞いたこと無い。お墓も家のそばに建っていて土葬だったとか言う。
へえと内心びっくり。家も戦争で焼けて仏壇も何も残ってないし証明
出来るものは何にも無いし父親の記憶だけだが、八代前の天保生まれの
先祖から今まで続いてるのなら少なくとも芦屋生まれと言っても良いかも。
わかりませんが