なえブログ日記

大島なえの気まぐれなブログ日記

解放区なのか

十一月の週末に、たまたま午後テレビをつけたまま本を読んでいたら

大阪西成の釜ヶ崎をドキュメンタリ映画にした「解放区」の紹介をかなり

詳しくしていた。監督は若い男性だ。五年かけてやっと上映することが

できたとで大阪のテアトル梅田で上映とかで、ちょっと観に行きたくなる

大阪市からクレームがつき釜の人等が顔出しで沢山写ってるのが問題と

助成金を市から受けてるのも返す方針と言う。まだお金が足らず返せない

映画一本作るのに、どれぐらいお金が掛かるのか知らないが本を作る

よりは大きな金額なんじゃないかと思う。映画の試写を西成の某店で

した時に見終わった人には、今住んでいる俺たちはこんなひどいとこ

で住んでいるのかと思われるのでは無いかと、まだ若い青年に近い

人が話していた。二十年ぐらい前みたいやと言う人もいた。それを

見て、どうしてこんなまともに見える人が釜ヶ崎のドヤ暮らしをして

いるんだろう?と、ふと感じた。映画を観てみたいが夜遅い時間で

行けないウチにも事情があるのだ。おまけに急に父親が緊急入院して

先が見えない状態になり余計動ける自由が無い。神戸の元町映画館

で昼間にしたら行くのに。