この頃なんだか寒いですねぇ。夜など冷えて目が覚めることがある。
そんな夜に、たまたまブログで読んだのが東京の古書店のSさんのがすごく
共感したな。Sさんのお父さんは今、寝たきりで入院中でもう自宅には帰れ
ない。その自宅が東京の古い木造家屋らしく空き家状態になっているのだ
そうだ。元気な頃の飲み友だちがある日Sさんに、お父さんが隠している
金庫にまとまったお金があると聞いている。これから捜しに行こうと言われ
実家の鍵を開けて入り、奥の寝ていた部屋の畳をはがし床に小さな穴があり
そこを開けてみると金庫が床下にあったとな。すわ大金が。金庫を上げて
鍵が無いので持ってきたバールでこじ開けたら・・・そうです空っぽだ
出てきたのは乾燥剤だけ。て話がリアルに書かれてあった。
まぁそれで同じような寝たきりの父親が入院中で多分、家には戻れない
私の父親を持つ身として似たような事がありおかしかった。先月に母親に
財布が無い、私が勝手に持って帰ったと言い出したことがあった。
なんで私が、と言われてボケたのかと少し腹が立ったが数日後に急に
思い出した。と言い自分の部屋の抽斗の何段目にある。とボケが消えた
ように話しだしもう帰れないと思ったのか、その上の段の中に大金がある
と母親に少し遺言めいて言ったらしい。それで早速、母親が抽斗を見たら
財布は出てきたが、隠し金はみつからない。おかしい。また勘違いしてる
んやろか?と電話して言うが、知らないよそんなの。もう一回出して全部
調べてみたらと言い電話を切った。私は知りまへん泥棒みたいに疑われて
まったく。と実家にも行かなかったら一時間後に電話が掛かり、抽斗の
奥に袋の中にパっと見ではわからないように札束があったと興奮して
母親が大きな声で言う。ほら、あったやん。生きてる間は、そのままに
しとき。と言った。葬式代は父親は置いていた。そんなのをちと思い
出したなー出てこなかったら又メンドクサイ事になっていたかもね。