朝から体の具合が余り良くないなぁと思いながら、薬を飲んで午後に
タクシーに乗り病院へ行く。とてもバスや徒歩で行けるわけない暑さ
で、ロビーで母親と合流して父の入院している施設の院長と面談。
院長は見た目高齢だが、医者らしい話し方で、わかりやすく今の症状
を説明し次に肺炎なった時のことをやんわりと言われた。父親はもう
前に会った時のように会話ができないし誰が来たのかもわからないと。
この施設の中でもコロナのせいで自由に面会できない。最期の時を
院長に託して母親と施設を出て実家に帰る。一度だけしか店で会った
だけだけど往来堂の瀬戸さんの父上が同じような病状で長く入院され
ていたが、亡くなったのをブログで読んで知った。なんだか自分の
ことのように感じてしまい涙がポロポロ出ていたな。この暑さで
命の最後の灯が消えてしまう人も多いらしい。そろそろほんとうに
覚悟をしなければいけない。実家に母親を送りとどけて、一人で
ビールを飲みにいく。やけくそな気持になりそうだったが、そうは
ならずに済んだ。