朝はどんより曇り、あらまぁ。今日は朝早くから伊丹へ行くのにと思う
が雨は降ってないので家でトーストとコーヒーで朝食を済ませて最寄駅
のJRで伊丹まで乗るが、電車が遅れて何度も止まる。伊丹駅に着いた
のが十時十分、どこへ行けば図書館に辿り着くかさっぱりわからず、
タクシーに乗る。図書館に十時半二分前に到着した。林哲夫さんと目が
合い目礼を交わすと、回りにしっかり見られる。林さんは透明なフェイス
シールド(手製かも)を顔につけマイクで話し。広いフロアに三十人
以上は居たと思う。「喫茶店の時代」をメインテーマにトークされて
いつも林さんの話はきちんと順序あり写真も多くわかりやすい。成功
足の便が決して良いとは言えないのに、沢山の人でよかった。その後
にギャラリーきとうで展示販売やサインをして、ここも満員だった。
私は宮の前と名のついた参道を歩いて、古い神社へお参りしたが今時
裸できちんとマワシをつけた少年が相撲をしているし、七五三の着物
を着た親子が何組もいたり、へぇ。となる。結構地元の古い神社らしい
しかしどこか喫茶店で休憩しようと思えどまるで見あたらない。
高級な料亭はあるが、縁が無いしこの辺は新しい蔵やお寺の多い所で
市の大きな文化施設が建ち並んでいて伊丹の中でも高級住宅地ぽい。
やっと瑞泉と洒落た名の喫茶店を見つけて入り休憩する。お昼だし
オムライスを食べてアイスコーヒーを飲む。普通の店だけど嫌いじゃ
ない焼酎焼けしたような年配のママの声で阪急伊丹までの道を教えて
もらい、ぶらぶら歩く。大きな広場を抜けて駅前に立ち呑み屋が並ぶ
狭い商店街の中を歩いて伊丹駅まで無事にたどり着く。きれいな表向
きの街があり路地の田舎くさいような裏向きの顔もあるとこだねぇ。
久しぶりに知らない街を歩いて散策してなんだか遠足した気分。
これも林さんの今日のトークのおかげかも。