土曜日の朝は花曇り。何を言おうと大阪から緊急事態宣言が明日から
で、今日が飲める最後だてな感じで夜の街は人出が多いとか。まるで
世紀末みたいだ。行きつけの店へは行かず、家で氷結飲みながらSeven
で買ったミックスサンドをつまむ。東京ではイベントや映画館、美術館
など小さな規模でも全部やめるよう要請が出ているが、これってどう
見てもオリンピックの為だろ。バカじゃないかと正直思うできる訳無い。
子どもでもわかるだろが、その為に力の無い市民の生きる方法を押し
つぶして良いんだろかと回りを見てても思う。
しかし何を言おうと大きな力には聞こえないのがよくわかった。今日
は行きたかった安西水丸展も多分中止だろうし遠出も無理そうなので
水丸画伯のイラストが表紙の本を出して読んでいたが「村上朝日堂
ハイホー!」(ハルキさんが馬に乗ってハイホーしてる絵)に夜中に
目が覚めて、ビリーホリディのレコードをかけて聴いているのがあり、
そうかと私もビリーの歌のCDを掘りだして流して聴いていた。
以前は何枚もレコードを持ってたけど震災で全部埋まってしまい、
CDで今は聴いてる。もう何十年も前に元町近くのジャズ喫茶Sで初め
てビリーホリディの歌声をレコードで聴いて、独特のしわがれ声で
歌うのを何度も地下の細長いカウンターに座りビール飲みながら聴く
となんだかしみじみとした時間が流れていたな。外に飲みに行けな
くても楽しみ方はある。店でビリーの歌が流れるなんて事は絶対に
無いからね。