いきなりな感じで秋を通り越して冬の始めのような朝になる。風邪ひかないよう
にしないとね。外を歩くとダウンを着てる人も、ちらほら。これからの話は自慢
とかじゃなく本当の事なので「へっ」と思わないで下さいね、また行きつけの店
へふらふら行ったら入るなり知らないおじさんが見て、こんなとこにも女性が来る
んやそれにきれいな人だとかで隣しか空いて無かったので座ると、じっと見て僕の
死に別れた奥さんとそっくりだ。と言われる。は?何それ、誘う時の決まり文句
にあるらしいが始めて言われる。そう言われても仕方ないしね相手せずにいたら
今から銭湯に行くと出ていった。もしかして本当の話なのかもねと思った。店の
人から十年ぶり位に来たらしいと聞く少しやくざ風のおじさんだったが、余り又
お会いしたくないなぁ。ここで前に別の若い男女の客に入ると、おばさんも来る
んやと言われて薄ら笑いされた夫婦モノもいてㇺかッとしたが同じのが座って
て今日は言わなかった。いつも常連のTさんが来る日に来ておごって貰っている
タカリの夫婦だった。奥さんは大きな濃いサングラスを雨の日もして顔を隠して
いたな。内心タカリ夫婦と呼んでた。夜は冷えてきて、お風呂にきき湯の温泉を
いれて、ゆっくり入る。夕食はカレーとヒラマサの刺身とサラダを食べる。