朝、部屋が暗い。雨かなぁと思ったけど窓を開けて外を見ると雨は降って
無く、東の方に赤い朝焼けが見える。これから雨は降らないだろう。
なんだか色々と思わぬことが起きる。思わぬとこで随分と落込みそうになる
なんだこれは。と、うつ向き加減で外を歩くことになる。そんな時は、いつ
も本屋へふらふらと行き高い本棚の間で歩いて何となしにぼんやりしていた
くなるな。昔からそうで、父が入院して誰も病院に来ず一人で何もかも決め
ないといけなかった時も疲れて、六アイから住吉までライナー乗っていつも
本屋へ行ってウロウロして半ば放心したようにぼんやりして気持を落ち着か
せていた。何つうか自分なりの神経のお助けですね。本好きでずっと身近に
本がいつもある人にはわかるだろうと思う。それも何とかいつも何とかなり
悪いことにはならずにいるのは、どこかで本棚の合間からカミ様が見て、
しゃーないなぁちょっと助けたるか。て杖を振ってくれてるのかも。