十二月二八日。あと三日になりました。世間は御用納めの日らしい。仕事してる
人は今日で終わりだ、あとは何もしない。て人も多いだろうけど、私は逆で今
から休みなし。昨日は午前中にどうしても本屋行きたくて、実家へ行く前に電車
乗って住吉へ二つ電車乗り、J 堂へ一直線に入りウロウロと見て文庫とクウネル
を買った。やっぱ本の雑誌無い。余りお客さんおらず立ち読みばっかり。レジで
お金払い、銀行で家賃払い年末正月用のお金少し出して、すぐ電車に乗り甲南山手
まで戻る。ああ忙しい。妹等が母のホームへ面会に行き来るので実家でラジオ流し
て買ったばかりの「クウネル」、役所公司さん特集。六七才。良いなぁこの人
昔、無名塾の舞台で観たことあるがこんな大きい役者になるなんて思わなかった。
映画見たいね。機械、来年買おう。でもヒゲは無い方が良いな。実家のリビング
に新しいコタツがあり足を入れて待ってると妹等が車で帰ってくる。すぐに本山
のロイヤルホストで遅いランチして話す。母は元気そうで表情も落着いていた。
途中で、私にもっと会いに行けと非難ぽい事を言うので、五月に電話でホームか
ら呼びだされ朝に肺炎で緊急入院した日、ずっと夕方暗くなるまでついて医者
から今までどうだったとか見習いの人等でぐるっと囲まれて聞かれて、ここで、
ワッと泣いて助けてください!て叫べば満足するのかよ。とか思い絶対に泣かな
かった。あんたら連絡しても誰も仕事だと来なかったやろ。と始めて言った。
仕事だから親の死に目に会えなくても仕方ないのか、長女で行けるんだから私
が行って面倒見て当然だと思うなよ。こっちも病気してから体も不調だといつ
倒れるかわからない。今年も押し詰まってこれぐらい言っても良いだろ。とか
もう新年も、もうすぐ。