今年、新刊で買った本のベスト10
1 古本屋タンポポのあけくれ 片岡千蔵 夏葉社
地味な日々の記録つぶやき風 あとでジワッと来るのでベスト
2 夢にも思わなかった 佐野 豊 七月堂
詩集 無名で若い詩人の初詩集。こんな頃あったなと思い出すよう
ずっと読みたかったが、ぶ厚さに引いていた。面白いのひと言
さよなら笹塚が泣ける。勝手に内縁の師匠と思っていた方の追悼本
マンガだが、深いものがある。ミリさんの隠れた真骨頂を見た
6 わが敗走 杉山平一 編集工房ノア
父親から引継いだ工場の倒産するまでのどこか冷静な詩人の本
アンソロジ本 色んな作家の喫茶店にまつわるのを集めた良書
青い装丁が印象に残る。読んでいるとじんわり残る。
昔のヤクザ映画から現代までの映画のあれこれ。映画みたくなる
子どもの頃、香櫨園浜に猫を棄てに父親といき、それから絶縁状態に
亡くなる直前に和解。お父さんへ捧げた記録
ずっとベスト本は出さなかったけど、今年はなんだかワケあって新刊書を
結構買った。母の緊急な入院やホーム施設に入所から再び肺炎で入院など、
個人的には大変な年だったし、私自身も心身共に疲れ果て体調悪く出かけ
られず、電車に乗れなくて本屋にも行けない日が続いた。その頃に偶然に
新刊書を選んでネットで注文できて家に郵送してもらうのをする事があり、
大変助かったし、自分で本屋行ってても買わなかったかもの本もあった。
今は、体調も良くなり寧ろ元気になった様な気もする。これも何かの縁か
新刊で買ったけど、古い本もあります。しかし定価で買ったのです。何か
の参考にでもなれば、とてもうれしい。このブログをいつも読んでくれて
いる皆さん、今年もありがとうございました。来年も、しつこく続けるの
でよろしくね。 大島なえ