三月二日、明日はひな祭りですね。ささやかな、ひな人形を飾る。可愛い。
今、姫路の文学館で木山捷平展が開催されているのを、本ともの人等の報告
で知り、木山ファンの一人だし行きたいが少し遠いので今はまだやめておく。
先日、京都行った時もちと長い距離の移動はしんどいなぁ。と思ったばかりだ
し病院へ行った後も何だか頭の具合が余り良くなくて自分でも無理だなと思っ
た。姫路には縁があり、前に何度も行くことがあった。文学館へも二度行った
二度目は車谷長吉さんから今度、「赤目四十八瀧心中未遂」の映画上映とトー
クするから来て。と電話で言われて「行きます。」と言うと、じゃあ連絡して
おくから。とで前日に電話があり確認され受付のKさんが迎えてくれ上階に
ある応接室に行くと、車谷さん、高橋順子さん、荒戸監督さん達がいて緊張
した。皆さんに、僕の日本一の読者。と紹介された。飲み物が出て、談笑し
て荒戸監督に映画評を書いた冊子を出したら丁寧に読んでくれ映画の話など
したけど、とてもザックな面白い人で好感を持ったの覚えている。車谷さん
のお母さんもいて足が少し悪いので、一緒に上映している映画を観に手を
ひいて入ると、どわっと見られる気配がした。最初は大分前だけど、初めて
故郷の姫路に直木賞とった後に戻ってきた時で、何故かインタビュできて
話して目が合った。それから気に入って貰えたらしく亡くなる前までお付
き合いがあったんだね。小説家らしくない感じの正直な人だった。そんな
言う程、作家さん知らないけど。皆、鬼籍に入ってしまった。