三月三日の朝は快晴です。ひな祭り日和。我が家の、お人形も飾る。なんせ
女三人いる家だからね。桃の花が一枝千円もして買わずに、道端に咲いてた
野の花を手折って射す。お菓子はひとくちひな味カステラ。私は、でかい雛
檀の花嫁道具みたいな人形は余り好きじゃないし実家には母が人形作りの師範
なので大きな雛人形が年中ある。年中ひな人形ケースに入れてある家なんて、
いつも辟易していた。他の人にも頼まれて、いつも作っていたな。昨日は、
私の本棚のひとつを試しにカメラで撮り、うーんと試しに兄さんにメールで
送り見せたら、もっとあれこれ本棚の写真撮りたくなり見せあいしよう。と
思ったが、ほどほどにしなはれ。と諭されてそうだなぁ。すぐ調子乗るのが
悪いヘキだし。と思い某所にも出そうかと思ったのもやめておく。自分ので
も見せられない棚みたいなのがあり、その方が面白いかな結構性格が出る。
雑誌などにもよく、すごい本棚をどーんと見せている作家とかおられるが
多分、隠し棚みたいなのあるのでは?最近のでは坪内さんの部屋のがすご
かった。布団置いてある回りに本があちこち積まれて真ん中に机の上に
ライフの原稿用紙があった。坪内さんは手書き原稿だった。これが本物の
本棚やなぁ。とそれこそ虫メガネで見たくなる。亡くなった直後の写真で
奥さんに許可はとっているんだろけど本人は勝手に写真公開されて、どう
だったんだろう。「本の雑誌」は。この手のをすると見せる。西村賢太の
も見応えがあったな。大体、布団の回りの本に囲まれてるのが一番らしい
と思う。私は震災にあって、箪笥の下敷きになったので寝室の本棚は高く
ないし枕元には置いてません。天井まである棚が崩れて下敷きになって
息絶えるとか字面にしたら、カッコ良いかもだが実際には苦しいし重いし
死にたくないよ。