今週はじめから、すごい暑さになりどうしても出ないと困るの以外
どこにも行けず、家の中で冷房を入れて過ごしている。暑いですねぇ
朝、新聞が配達されて読むと金時鐘さんの自伝的なコラムがあって
読む。在日の詩人として同胞から多く支持されて詩集も多い。
まぁぶっちゃけた話になるけど私は大阪の居酒屋で一度、時鐘さんと
会いお酒を飲んだ。共通の知人がいて誘われてのこのこ出かけたんだが
そのころは全然何をされてる人か知らなくて、なんだかよくしゃべる
酒好きなおじいさんだなと思った。面白い人だった。それでもはっきり
在日と言われて印象に残った。後で詩を読んだし新聞の文も、え?
あの酒ビン抱えてたあのおじいさんがと思うとやっぱ人は昼の顔つうか
仕事と飲んでる時とは違うんやなぁと感心した。これはおまけだが、
私の友人に二十年以上付き合っている女性が在日の人だが本人から一度
もそう言われたことが無い。長い付き合いの間に話のなかでわかっただけ
で旧姓も知らない。私から聞いたことも無い。結婚して日本国籍になった
し名前も変わった。自分から在日だと言う人は殆どいない気がする。
そうして身を守って生きてきたのだと思う金時鐘さんのような人はやはり
強いし特別な人なのだろう。