ええと皆さん、今年もあと残すところ二日になりましたね。
それとは全く関係なく、今読んでいる「村上朝日堂」シリーズ
実は何度も読み返してはハタと膝を打つ発見があり、勝手にびっくりして
いるアホがひとり。で、この年末のくそ忙しいだろう時にも個人的にかなり
びっくりした事があったんですね^ 村上朝日堂てのは始め「週刊朝日」に
連載されたエッセイと安西水丸さんイラストの人気シリーズで、始めが
昭和59年に出版され、講談社文庫になり平成11年まで同名で今も増刷中
(多分)すごいですね印税幾らなるんだか想像つきまへん。
まぁ何が言いたいんだと言えば、その平成六年の文に村上さんが飼っていた
ミューズと言う名の猫(21)が出てくる。その猫を海外に住む前に
講談社の徳島さんに、長編一本書いて渡すからと押しつけ、いや飼って貰い
日本から出て行った。それで、「あれ?」となりこの人はあの人では無いか
と、段々と泥沼化していく脳みその記憶をたどりやっぱり講談社の徳島さん
だ。と勝手に騒いでいたのだ。何のことか、わからないだろうけど、私は
密かにつうか隠してないけど吉行淳之介のかなり古くからのファンであり
読者で、そのエッセイの中にも徳島氏がよく出てきた。「酔っ払い読本」
の担当が徳島氏で、文を書いていた吉行さんと毎朝電話でやりとりする
様子が面白い。おかしなあだ名も付けられて当時は若い編集者だった。
吉行淳さんが亡くなったのが1994年の7月26日、村上さんは葬式に
参列している。その後に村上朝日堂の連載が始まり、猫のミューズは
連載中に亡くなっている。なんだかつながってる気がするのは私だけかな