今日は大寒、ほんとうに風は冷たく強く吹き一番寒い日になる。足リハで歩く
も体がガタガタして途中でやめた杖がいるかなぁ。道ばたで倒れると困るしね、
芥川・直木賞が決まった。そのなかでびっくりしたのが芥川賞の「ブラック
ボックス」砂川文広(群像8月号掲載)だった。なんでってその掲載誌を偶然
買ってその小説を読んでいるから。他のを目あてで買ったんだよ、夏で外へ出
ていけなくて普段文芸誌買わないのに買って他のも読んだのが「ブラックボックス」
だった。自転車で注文受けた食べものを各家に届けるUらしい仕事のリアルな
描写が本当にしてるんじゃないかと思った、よく見かける黒地の箱背負って走って
る人の実態とか孤独さが伝わる、が暗いな。言い方はよくないかもだけど底辺を
這いまわってる層をわざと書いているのかも、変に後味悪く残る小説だった。
作者は若く今まで顔を出さなかったらしい、これで晴れて表舞台に出るように
なれたらしい。おめでとう。