二月もそろそろ終わり、ても短いのもある。朝から、バタバタとダンボールに
最後の本を詰めて梱包し歩いて数分のコンビニへ持っていく。1003にある
えらんだ堂の本の今年初めての追加本を送った。大した量でも無いのに何日も
掛かり本を選んだな。なんでもよかったら十箱ぐらいすぐできるが、そんな訳
にも行かないし。納品書も入れてよろしくとみおくる。去年は十一月に、木山
捷平と作家たちフェアをしたのでそれ用の本を納品したのが最後だった。フェア
の本がありがたい事にほぼ売れたので先月に店に行った時は、大分棚が空いて
いた。それがようやく、補充の本を送れた。火・水は休みなので木曜に届く様
に指定した。すこし放心した。まったく気が小さいね私。朝に新聞をパラっと
開くと一面に、明石の某出版社の人が去年末に亡くなっているとあり、内心
やや動揺した。因縁のあったクセの強いおっさんだったエロいマンガ本など
と雑誌も発行していたな。ひどい事を言われて他にも縁を切られた人も多かった
らしい。しかし確かに本や映画作りに尋常でない熱意があった人だった。タイプ
が違いすぎて好きな人では無かった。酒クセも悪い。アパートに一人暮らしだ
った。往生できたのかな?中野さん。