三月も三分の一が過ぎる。もうすっかり春だ上着がすこし暑い。バタバタの日も
少し落ち着いている。しかしこの頃、行きつけの店でビール飲んでると前から
来ている常連のうるさいおっさんにあからさまに嫌味を聞こえよがしに言われる。
普通に席に座っただけで、それが気に入らないと隣にいる青年に聞こえるよう
文句を言うし、前は別にあんたと話してないのにクスッと笑ったと「殺すぞダボ」
と言われ他のお客さんがひいた。どうして私を目の敵にするのか、女だからか
お愛想言わないし特にあいさつもしない。なんでって嫌いだからだ。当たり前だ。
二言目には聞かれても無いのに芦屋出身だと大きな声で自慢する、同級生の誰だれ
が何でだの同じ事を常にいうし、自分は親の建てた山の上の家に一人で住み年金
暮らし。バスで帰る。芦屋の育ちの良い坊っちゃんが、殺すぞダボて言うのかい
この頃行くたびに、そんな事があるので少しうんざりしている。仲の良い連れ
もそのダボ男にはいないらしい独身で子どももいない。お金も無いらしい。
こちらが店の人と話して笑っているのをじーっと見ている時がある。うざいよ。
そろそろもひとつ別の店を捜そうか家で飲む日を増やそうかと思っている今日
この頃