七月も、あと三日。なんだかすごく暑い七月の終わり、それでなくても暑いのは苦手
なのに外に出れないよ。ついに家用にアイスコーヒーのボトルを買った。ホットが
暑くて飲めない。ようやく、えらんだ堂の本を全部用意して宅配便で送った。今年
は、本当に体調不調と母親の入院や親しい人の急遽など重なり、全然そんな気力が
起きず自分でもできるのか自信がなかった。なんでも適当に本を放り込んで送れば
すぐにできるが、それが出来ないし全部用意するのに手が抜けない性質なので時間
も掛かる。それでも、こうして送れたのは何人かの人に、えらんだ堂の本のことを
聞かれてやめない方が良いみたいな事を言われたのもある。1003の人にも半年
近く補充してないのに、いつでもまた本送って下さい。と言われたのも嬉しかった。
私は一度決めて始めると長続きする方で、唯一の取柄かも知れない。決める迄に
時間が掛かる方だが、やりだした事は最後まで続けたい。古い人間なのかもね。
なるべくウソもつかずにいきたいとも思っている、ウソつくおばさんは沢山いるし
よく騙されるが、それも生き方だ。坪内さんも言っている。古くさいぞ私は。こ
れは元があり、荒川洋治の「新しいぞ私は」詩集から、わざとつけたもので後書
に事後報告で書かれている。しかし、「古くさいぞ私は」の方がやや有名になって
る感じがあるし、本も売れている。いつも机の横の積ん読本の一番上に、この本
を置いて自分が弱気になりそうな時に、ハッパをかけている。毎日暑すぎると、
動くのもしんどくなる。体の方も余り丈夫じゃない。でもやらなきゃいけない事
は増えてくる。できれば涼しい所でのんびり本読んでいたい。そんなアテも無い
けど。