十一月二日。また天気良すぎて少し暑いぐらい、なかなか秋深しとはならないな。
朝五時半に目が覚める。冬になるにつれ、夜明けが遅くなる。まだ夜が半分の空を
見る。つい先日に詳しくは書けないが、ものすごくショックな事が起きた。こんな
事本当にあるんだと思うような事。ひどいショックで寝込むし食事も喉を通らず。
私に直接関わることでは無いが余りにもショッキングな光景を見てしまう。寝て
いても誰かにしがみつきたくなる恐い不安になった。誰にも言ってないし家族に
も話してない。家人に言ったところで鼻で笑うだろう。それぐらいどうしたて。
眠れないだろと思ったけど、何とか少し眠れる。あとは日にちが経てばラクに
なるだろう。何のことかわからないだろけど、これ以上は説明したくない。
ようやく注文していた本の「不参加暮らし」冨士正晴が届く。案内を知った時は
別の古本仲間の人が編集したのかと思ったな。冨士の研究家ですごく詳しい人
だ。パラっと読むが、どうも私は本人が書いたものより他の作家が冨士を書いた
文の方がしっくりくる気がした。「富士さんとわたし」は面白く読んだしね。
竹林の隠者と呼ばれた。今年はなんだかこの作家と関わる縁がある。茨木の
図書館にある記念館も何度か行ったり、「VIKING」に原稿の少し協力したので
名前が載ったりした。勝手に向こうから声をかけてくる感じだったな。
そろそろ古本屋に行きたい。元町へ行ってこよう。